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切羽へ

「約束の冬」は読み終えたが面白くなかった。ちょっと話が無理、かつ面白くない。損した。それで気を取り直して「岩倉具視」と最近の直木賞の「切羽へ」。「切羽へ」の著者は井上光晴の娘だって。男親の文章の才は娘に引き継がれることが多いがこれもその例証かもしれない。のっけから夫婦のセックスシーン。夫婦のセックスだから淡々としたものだが(笑)
「最後の授業」の著者、カーネギーメロンの教授が亡くなったそうだ。
アマゾンでMVPenを購入。おなじようなのをペンテルが出していてこれも買ったが机の引き出しの中で眠っている。こんどのは受信器をPCつながなくてもいいというのがみそ。でもよく考えてみるとどんな場面で使うのかイメージできない。困ったものだ。
今日の「奇縁まんだら」は高見順。がんを患ってがんセンターからの診察を終えて帰るときだったかの街の描写がとても切なかったのが記憶にある。
午前中衛星でモーツァルトのレクイエムをやっていたが、永井路子によればあれはあまりよくなくて、K317のほうが断然いいんだそうだ。ちょうど持っていたので午後はこれを聞ききながら「切羽へ」を読むとしよう。

「切羽へ」を読んだ。一応最後まで読ませるけれども、前回直木賞「私の男」よりは迫力がない。井上光晴のwikipediaによると瀬戸内晴海の出家は井上光晴との関係清算が一因だとか?。晴の字が両者にあるのは単なる偶然?。「奇縁まんだら」にはまだ取り上げられていないと思う。楽しみだ。

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