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限界集落

土曜日の定番週刊ブックレビューを観る。今日面白かったのは「限界集落」。限界集落とは人口の50%が65歳以上の高齢者になり、社会的共同生活の維持が困難になった集落のことだが、都会を捨てて鍬一本で村に戻って農業をすればいい、そうすればみんな喜ぶという言葉が腑に落ちた。なにも都会にこだわることはない。そういう生活もまた楽しいし、意義深いのだという教育がまず必要だ。
この本の推薦者が「ゴールデンスランバー」も面白かったと言っていた。もうちょっとだ。
特集は丸谷才一。圧倒的な存在感。司会の藤沢が思わず丸谷「先生」と言ってしまう。新聞の書評欄がいつのころからか非常に充実したものになってきたが、それは毎日新聞で丸谷が主催して書評欄をやり始めたことがきっかけだそうだ。藤沢が激賞していた 「蝶々は誰からの手紙」をさっそく読んでみるか。
穏やかで説得力に富むけれんみのない話し方、問われるとまず「それはねえ」っていう言い方がとてもいい。
(午後)
ゴールデンスランバーやっと読み終えた。まったく面白くない。アマゾンの書評というか感想が80数件あがっているがほとんどがまあまあ以上。しかも2008年の本屋大賞も獲得している。信じられない。この種の本は徹夜してでも読みたくなるような迫力がないといけないと思う。ぜんぜんそれが感じられない。私は少数派で結構
職場の大先輩に藤沢周平を薦めたことがあったが、そのときはこんなかったるのよく読めるねえと言われたものだが今回は逆だ。藤沢ほど大作家ではないけど、、、(笑)
面白くなかったら書評は書かないと思うが、丸谷「先生」ならこんなけなし方はしないんだろうな。
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