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永遠なんかない

今日は「なぜビジネス書は間違うのか」。成功した会社をとりあげたたくさんの本が出ているが、共通の成功の方程式なんてないというのが趣旨。企業の全体的な業績を見てその企業の文化やリーダーシップや価値観を評価する「ハロー効果」という妄想に陥る傾向があると言っている。最初に9つの妄想が書いてある。
妄想8-解釈の間違い 
成功した企業が戦略を絞り込んでそれに力を集中させているのは本当かもしれないがだからといって戦略をひとつに絞り込めば必ず成功するということにはならない。
妄想6-永続する成功
好業績をあげている企業も時がたてば例外なく業績が低下する。永続する成功を約束するビジネス書は魅力的だが現実的ではない。
その昔DECという会社がしばらくの間エクセレントカンパニーともてはやされたが、ほどなくオープン化の波の中に飲み込まれCOMPAQに吸収されて消えていった。日本DECの当時の営業部長だったとおもうが、「オープン化なんか関係ない、VAXのOSであるVMSは永遠だ」と日経コンピュータで壮語したことが忘れられない。
永遠に続くことなんてこの世の中にありえない。
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