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紅花の邨

磐音シリーズ第26作目。今回のはシリーズの中でも良くできた読ませるものになっている。最後まで一息で読んだ。いつもながら後味がよい。必ず最後は磐音が刀を振るって悪者が負ける一種水戸黄門に通じる。佐伯泰英の時代小説はどれも一言で言うと爽やか。特にこのシリーズはその感を強くする。
今回の冒頭は飼い犬の白山が描写されているがこれが非常に暖かい。おもわず微笑んでしまう。これも佐伯の特徴だ。
欲を言うともうちょっと膨らませてくれるといいと思う。月一冊のペースでしかたがないのではないかと思うが、このシリーズは2ヶ月ぐらいかけてもいいのでは。次作が待ち遠しい。

今日の週刊ブックレビューは高岡市での公開録画。とても落ち着いた街のようだ。教育レベルが高いことでも有名。この市出身の知人はみな優秀。今日の一冊は養女になるかもしれなかった太田治子が林芙美子を書いた「石の花」。林芙美子はとても小さかったそうだ。何事にも一生懸命でかわいい女性というのが一致した感想。確かに一生懸命な女性は可愛い。「日と月と刀」は厚すぎで読む気にならない。
ゲストは桐野夏生。体格といい声といい顔といいアクセサリーといい迫力がある。グロテスクが大好きと自分で笑っていた。「頬に降りかかる雨」を最初に読んだ。次にクライムノベル「OUT」を読んだときはほんとにびっくりした。最近の「魂萌え」はありきたりで、桐野らしくなくてつまらなかったけど常に彼女が書くものは話題になる。

いつもながら中江有里が可愛い。ぐぐったら新宿山吹高校の出身だとか。家人も一緒。
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